「喪服は用意できた。でも靴がない」「バッグが普段使いのまま」「数珠って必要?」
訃報の直後は、こういう小物の抜けが一番起きやすいものです。結論から言うと、靴、バッグ、ネクタイ(男性)などはレンタルできることが多く、フルセットにまとめるほど失敗しにくくなります。一方で、数珠はレンタルできる場合もありますが、自分で用意した方がいい寄りです。理由も含めて、ここで整理しました。
まず結論:レンタルできる/できない(しやすい)目安
レンタルしやすいのは、靴、バッグ、ネクタイ、ワイシャツ、ベルト(男性)、袱紗(ふくさ)です。レンタルできることもあるのは、数珠、コート、ストール、パール(女性)です。基本は自前推奨なのは、ハンカチ、靴下、ストッキング、ヘアゴム等の衛生小物です。
小物は「急いでいるほど判断コストが上がる」ので、迷ったら小物付き、つまりフルセットで一気に揃えるのが現実的です。
【男女別】葬儀・通夜で必要になりやすい小物リスト
女性の必須小物(これがないと困りがち)
黒いパンプス、光らない素材でシンプルなもの。黒いフォーマルバッグ。ストッキング、黒。ハンカチ、白または黒。数珠、あれば安心です。ふくさ、香典を包みます。髪をまとめるもの、ヘアゴムやピン。冬は黒のコート、手袋、ストール、派手でなければ大丈夫です。
男性の必須小物(うっかり忘れが多い)
黒い革靴、金具や装飾が目立たないもの。黒ネクタイ。白無地ワイシャツ。黒いベルト。黒い靴下。数珠、あれば安心です。ふくさ。冬は黒や濃紺のコート、マフラー、落ち着いた色を選びます。
ポイントは、男女ともに「光る」「柄」「金具が目立つ」を避けることです。写真に残ったときに意外と目立ちます。
靴レンタルはアリ?ナシ?(現場目線で)
靴レンタルはアリです。特に、黒い靴を持っていない場合、久しぶりに履いたら合わなかった場合、雨や雪で汚れそうな場合、このあたりの状況では、レンタルに寄せた方が安全です。
ただし注意点もあります。
サイズ感が合わないと一日が地獄になります。靴ずれや痛みが起こります。幅広や甲高の人は特に、サイズ交換可否を事前に確認したいところです。
対策としては、レンタルするなら次のことを検討します。いつもより0.5cm上も検討しましょう。きついよりはマシです。薄い中敷きや絆創膏を一緒に準備するのが現実的です。
バッグレンタルはかなり便利(理由:買うと失敗しやすい)
フォーマルバッグは、買っても普段ほぼ使いません。さらに安いものほど、光沢が強い、金具が派手、形がカジュアルになりやすくなります。
だから、バッグはレンタルと相性が良い小物です。目安としては、布系またはマット素材、ロゴなしで装飾なし、必要最低限(香典、スマホ、ハンカチ)が入る、これだけ押さえれば大丈夫です。
数珠レンタルはできる?…でも”自分で用意”が基本おすすめ
数珠はレンタル可能なところもあります。ただ、個人的には運用上の安心として、できれば自分のものを用意するのがおすすめです。
理由はシンプルで、数珠は使う頻度は低くても一つあると困らないこと、体に触れるので気にする人は気にすること、宗派が気になる人もいる、厳密でなくても気持ちの問題が大きいこと、この性質があるからです。
とはいえ、訃報が急で今すぐ必要なら、レンタルでもないよりずっと良いです。迷ったら「今回はレンタルで乗り切って、落ち着いたら自分のを一つ用意する」で充分間に合います。
「小物セット」「フルセット」って何が入る?(よくある内訳)
レンタル会社によって差はありますが、よくあるのは次の2系統です。
小物セット(追加オプション)
ネクタイ(男性)、ワイシャツ(男性)、ベルト(男性)、バッグ(女性)、靴(男女)、ふくさ、数珠(ある場合も)が含まれます。
フルセット(喪服一式)
喪服、スーツまたはワンピースと小物一式です。買い足しゼロに近づける思想のセットです。
ここで大事なのは、自分にとって足りないものが入っているかです。フルセットと書いてあっても、靴下やストッキングは衛生面で対象外のことが多いので、そこだけは要注意です。
セット割はある?どう選ぶと得?
多くのサービスで、「靴とバッグ」「ネクタイとワイシャツ」「小物一式」のようなまとめ割、セット価格があります。
賢い考え方はこれです。
足りない小物が2点以上あるなら、セットの方が楽で安くなりやすいです。1点だけなら単品追加で十分です。靴だけ、バッグだけといった具合です。
「単価アップ」を狙う導線としても、ユーザー側の本音は余計な出費ではなく、ミスを消して安心を買うなので、セットの見せ方は「便利さ」と「失敗防止」を前面に出すと響きます。
小物レンタルで失敗しないチェックリスト
注文前に、ここだけ見てください。
靴はサイズ交換できるか、条件と期限を確認します。バッグは素材がマットか、金具は目立たないかをチェックします。数珠はレンタル可否、宗派の表記はあるか、なくても大丈夫ですが気になる人向けの情報です。セット内容は含まれないものが何か、靴下やストッキング等を確認します。返却は小物も同梱返却か、別返却か、同梱がラクです。
まとめ:迷ったら「足りない物が2つ以上」なら小物セットが正解
靴やバッグはレンタルと相性が良いです。買って失敗しやすく、出番が少ないからです。数珠はレンタルも可能ですが、落ち着いたら自分用を用意が安心です。小物が2点以上不足しているなら、セット、つまりフルセットで一気に揃えるのが最短ルートです。
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